YUKIMONO at the exnibition Lumiere d'Automne 2015 in Albi, France(21-22, Nov.)


2015年11月21・22日に、フランス南西部のAlbiアルビで、盆栽の展示会がありました。展示会の名前はLumiere d’Automne。日本語だと「秋の光」になります。「秋光」の日本語の意味は秋景色。ですので、この盆栽展示会は秋景色がテーマですね。

この盆栽展に、リアル「出店」してきました。私は、日本の盆栽鉢を海外に販売するオンラインストア「YUKIMONO」を運営しています。日本から鉢を持ってフランスの展示会に参加してきた記録を、写真中心にまとめました。
この展示会で飾られた盆栽についてはこちらをご覧ください。


タルヌ川をはさんで広がるアルビ。紀元前にローマ人の入植地として始まったといわれています。中世にタイムスリップしたかのような雰囲気の、ため息が出るほど美しい町です。写真の手前に見える橋は、ポン・ヴィユー(古い橋 Le Pont Vieux)と呼ばれています。1035年建造だそうです。(Wikipediaから引用)  

場所はこちら。フランス南部という立地から、スペイン、イタリア、フランス南西部を中心に参加者が集まる展示会でした。

アルビの旧市街。とても雰囲気があります。身体が震えるくらい、私の大好物な光景です。

盆栽展示会のポスターです。ホテルのロビーに張られていました。
こんなヨーロッパ中世どっぷりな町で、盆栽の展示会があるというのが、とても不思議な感じがしました。私はヨーロッパの古い町が大好き。そして盆栽も好き。この二つ、どうやっても交わらないと思ってたのですが、同時に堪能できるミラクルワールドに来てしまいました。

旧市街の少し外れに、展示会場がありました。アルビの町内会館みたいです。写真ではこじんまりして見えますが、奥行きも高さもある、とても広いホールです。

展示会前日、20日の搬入日の様子。準備始まってます。

Le montage continue!!!
Posted by RG Bonsai on 2015年11月19日

ホールの奥半分が盆栽の展示スペース、中央がデモや表彰などを行う広場(ステージ)、そして手前半分が売場スペースになっています。仕切りがなくオープン。どこからでも、中央広場(ステージ)が見えるし、盆栽展示スペースも見渡せるので、この場にいる人たちで一体感が醸成される気がしました。
 
さて、YUKIMONOにもちゃんとスペースをいただいていました。さっそく準備です。

長さ2メートルくらいの机がいただいたスペースです。まずピンクの無地の布と和柄の布を広げ、盆栽鉢を並べました。高低差をつけたり、空間をつくったり、小物を置いたりと、限られたなかで工夫してみました。







後ろの壁に、常滑の盆栽鉢作家さんの写真を張らせてもらいました。並んでいる盆栽鉢、その作り手はこの方たちです、とお客さまに説明してました。作り手との距離感を縮める意図です。けっこう喜ばれました。

YUKIMONO「出店」には、フランス・マルセイユ在住の盆栽鉢作家GillesジルとLaurenceローレンス(Terre en Vadrouille)ご夫妻が「サポートするよ」と展示会主催者に事前に話してくださっていて、彼らの出店場所に隣接するかたちで、机を使わせていただきました。
写真はGillesジルとLaurenceローレンスの出店スペース。轆轤や作業箱、引き出しなど、味のある小道具を効かせながら、雰囲気よく商品を並べています。

YUKIMONOスペースにいらした盆栽愛好家の方々。鉢を手にとりながら鉢合わせのシミュレーションをされています。

マルセイユ在住の盆栽愛好家仲間「Ten Jo Do グループ」のメンバーです。右からサミ、エリック、ルイ、そしてもう一人のエリックさん。展示会の主催メンバーでもあります。彼らとは2年くらい前から、ソーシャルメディアやメールでやりとりがありました。今回の展示会参加ではたいへんお世話になりました。ちなみにTen Jo Doとは「天上道」です。仏教の六道輪廻のなかの一つの世界を意味します。

お土産用に持っていったキツネ面。実は展示会当日に風邪を引いて熱を出し、顔が真っ赤、鼻水も出そうだわ、で、カモフラージュのためにお面をかぶってました。

いつも楽しげで親切なGillesジルとLaurenceローレンス(Terre en Vadrouille)ご夫妻。

左はTreborさん。とても微細で美しい小品盆栽をたくさん手がけられている、フランスの盆栽愛好家です。

盆友のサミ。日本の盆栽園での修行経験あり。ご自宅には300以上の盆栽があります。盆栽だけでなく、卓などのしつらえや盆栽鉢づくり、水石収集などにもクレイジーです。

YUKIMONOスペースから見た販売エリアの様子。盆栽用の木や添えの草物、ハサミや用土、肥料などを扱うフランスの盆栽事業者さん、盆栽鉢をつくるフランスの作家さんなどが、お店を出しています。

盆栽用の木も、草物の苗も、ひととおりそろいます。日本と違和感なく、ここで盆栽を楽しめそうです。時間があったら、ここで苗木を購入して植え込みしちゃうのに、と思いました。
こちらは、スペインからいらした盆栽事業者の方。小ぶりで形のよい苗木が並んでいます。松柏類は、日本から輸入されたもののようです。
盆栽鉢の作家Atelier Shibuiさん。お名前の「Shibui」はご本人がつけたブランド名。アトリエ・シブイ、ですね。


会場中央のステージエリアでは、盆栽家によるデモが始まっていました。下は、盆栽愛好家仲間「Ten Jo Doグループ」メンバーによるデモ。

最終日の15時近く。くじ引きの催しがありました。人が集まっています。当選者の発表のようです。




こちらは、盆栽展示会の主催者・運営者のみなさん。盆栽愛好家たちがボランタリーに関わってイベントを開催しています。


展示会が終了。片づけて、搬出も終えたところ。展示スペースも、販売スペースも、ほぼすべてが撤去されました。

会場を出る前に、残った方々と「おつかれさま!」のビール。ちょっとしたつまにに、フォアグラが添えられるのがフランスらしい!